中川太郎平
ありし折に、必要に応じ記した原稿を、そのまま掲載しています。
武士の心得「葉隠」の一節「子孫の祈祷は先祖の祭りなり」
人はただ一枚の「葉」。先祖の幹や根より、枝となり「葉」です。
ニーチェの経験が繰り返される世界観芸術。
その中で、芸術はじめ、家族、恋人、友人とは生は確かなものとも。
なにものも突き抜ける超人へと、出会う「connected with」。
主だった活動と転機などエピソードを交えて記しています。
Tarohei Nakagawa will connect
名古屋昭和区鶴舞に生まれ。祖父も中川太郎平、曽祖父は中川太郎助。
勉学への大学は正門をくぐらず記す事を避ける。
connected with 棚谷喬
広告代理店の博報堂より始まり、電通にて棚谷氏と出会う。
事務所を電通通り沿いに構え、役員と社員に精鋭が集う広告制作会社を設立。
時を経、棚谷氏が若くして世を去る。
後、6年経過し7年を節目に広告の仕事を終止。
connected with 瀬木慎一
芸術評論家の瀬木先生は「日本画家は浦上玉堂と富岡鉄斎しかいないよ、川合玉堂ではないよ」笑い、豪語。上手な画家はいても、本当にいい画家はいない。在りし日、川端康成は、浦上玉堂の東雲篩雪図(とううんしせつず)に魅了され、家の購入費用を当て手に入れる。それは後に国宝。先生は話を皮切りに「ほぼ、絵描きは徒弟関係や団体に所属して団を組み、そつなく共存する事。それは、君らしくない」と助言されるも、短絡的に画業に入る。文藝春秋画廊を機に三越百貨店より活動は始まり、キュウレションとプロデュースを自ら担い、作品三百点は全て手元より離す。
connected with 呉昌碩の「書」
北大路房次郎の記念館を訪ねた折、工房に何気なく置かれた呉昌碩の「書」。 石鼓文を基盤とした書はさすがに力強く、おおらか。中国清朝末期から近代にかけて活躍した画家・書家・篆刻・詩歌などに精通している方清代最後の文人。そして、意、必、固、我の「四絶」を備え。太郎平も絵画・書道・写真・造形・音楽・詩作などジャンルを厭わず、定めない。
connected with アートコレクション
中川画廊を創業。
書画の軸、頼山陽、富岡鉄斎より、後に、近代西洋絵画のピカソ、ムンク、フランクステラなどの扱う。
現代の海外作家も紹介し芸術交流活動を図る。
connected with アーティスト
社会人に向けた複合的な芸術の教室「アートスクール」と称す先駆け。
芸術の更新と普及に貢献活動を実践。その活動は作家の雇用にも貢献する。
社会人の会員1000名。展覧会を、銀座セントラル美術館、代官山ヒルサイドテラスにて、
毎年催事を繰り返し開催。美術愛好者の清々しい作品。
connected with ラファエロ・フッド
NY・DUMBO(ダンボアートフェスティバル)参加へと、ギャラリストのラファエロ・フッド氏より招聘される。ダンボのディレクターのジョイ・グリティン氏、他の方々と‘作品は四枚から成り立ち、一枚一枚に表情が有り、四枚にて表情のみならず哲学するアート’ と禅問答。禅をテーマにした展覧会は好評を得、3ヶ月間の開催。
connected with ディオニシス・フリストフィロヤ二ス
中川画廊にて、ギリシャ人の芸術博士アーティストの展覧会を催す。表す元となる画像をプロジェクターを通してキャンバスに投影し、即興的に描く手法の独自な具象作品は、レストランの広い吹抜けに展示され店内の雰囲気は一新した。双方に喜ばれ、太郎平は、作家とレストラン経営者へと、いつものように繋がっていく。
connected with ルーマニア芸術界の総督ヨアン
ディオニシス氏のキューレションにより、ルーマニアの文化都市クルージュ•ナポカの芸術大学と国立美術館より、総督ヨアン氏と私の2人展への招聘を受ける。総督ヨアン氏は、政治、芸術、文化への影響力を持つ方とのコラボレーション2人展では多くの報道陣と来館者に迎えられた。皆さまは、芸術文化あるいは何ものにも率直にて真摯な姿勢にふれ、私たちが忘れてきている事に気づかされる。
中川太郎平
国立新美術館はじめ国内海外にて展覧会の開催
一般社団法人七草会 主宰
東京日本橋と京都西本願寺西に現代アート画廊を営む
太郎平画廊 主宰
活動の一端
芸術を媒介とする文化交流の活動
ニューヨーク最大のダンボアートフェスティバル
ルーマニアの文化都市 クルージュナポカの国立美術館
マルタ共和国の国立美術館、セントジェームス寺院
などに招聘され展覧会を開催
2020年 京都旧郵便局ビルのアートスペース化プロジェクト
2022年 東京日本橋ビルの再構築プロジェクト
南青山こどもオブジェ展キュレーション
INDIVIDUAL展キュレーション
NY DUMBO Arts Festival
Malta National Museum & St. James Temple
Cluj Napoca National Museum